やせ薬

やせ薬

ダイエットになかなか成功しないとき、
たよりになるのがやせ薬ですね。
じょうずに利用されると安全ですよ。

	ダイエットを実践しようとする場合、食べないで体操するという考えが浮かびますね。実際には、食べないと体を痛めてしまいますのでバランスを考えることになります。その時に役立つのがやせ薬ですね。体操でやせようとするのは並たいていなものではありません。体操で消費できるエネルギーはそれほど大きくないからです。運動は体のたんぱく質を保持するぐらいに考えるのが実際的です。ダイエットにがんばろうと思っても、ついつい美味しいものに手が出ますね。やせ薬で食欲をなくしたい、食べても太らなくしたいと考えることは自然のことです。やせ薬は、食欲を抑える薬、脂肪の吸収を抑える薬、脂肪を分解する薬などに分類できます。有名なやせ薬にサノレックス、ゼニカル、リポスタビルなどがあります。サノレックスは食欲を抑える薬で、日本政府公認のやせ薬です。ただ他の意欲まで抑えてしまいますので医師に管理してもらうのが良いでしょう。ゼニカルは脂肪を腸から吸収するのをさまたげる作用があります。副作用が少ないので、日頃油っぽいものの好きなかたにはファースト・チョイスです。リポスタビルは脂肪を分解しますが、注射として用いるのが一般的です。個人で注射されるのは危険なので、医師にしてもらいましょう。減量目標は月に1kgぐらいにしておきましょう。急激に減量しますと健康を害するうえに、リバウンドが来てしまいます。月1kgでも、リバウンドしなければ1年で 12kgずつの減量になりますからね。脂肪1kgは約7000kcalに相当します。ということは、１日のエネルギーバランスをマイナス230kcalにすることで十分です。これならそんなに難しくありませんよ。漢方にもやせ薬があるんです。以前中国製のやせ薬による副作用が報道されましたね。漢方は体質を考慮しませんと安全とは言えないので、効能書きを十分見てから利用しましょう。有名なものに２種類あります。ひとつは防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）で、がっちりしたかたに適します。通常便秘、動悸、のぼせがあるかたです。もうひとつは防己黄耆湯（ぼういおうぎとう）です。筋肉がやわらかく、水ぶとりのかたに適します。通常色白で疲れやすく、汗のかきやすいかたです。漢方薬は適切に使用すると、長期間、副作用なしに服用できますので、健康や美容におおいに活用したいですね。 Copyright (C) 　All Rights Reserved
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